実用性

X-PRO2を使う度に感じるのは「X-T2の方が使いやすい」という事。

バリアングル液晶は地面スレスレのアングル・レベルを要求される際に有用であり、

光溢れる自然風景を適正な露出でキメる際にも、大きくて視認性の高いEVFは有用である。

しかし

実際持ち出すのはほぼX-PRO2。

それは、T2より劣る操作性を、カメラを操作し 工夫して撮影する事が楽しいから。

X-PRO2というカメラには、業務用途では許されない要素が色濃く「搭載」されている。

利便性を優先すれば、より現代的な改良を施すべきだが、昔ながらのそれを残している。

「不便」すら「仕様」であり、そこが「実用性」を超える「機能」なのである。

だから 明日も持って出歩く訳なのです。

「忘れていた撮影の喜びを思い出した」

的なレビューが多い事が頷ける。

色を写す

いい赤だなー

っていう「色の感じ」をスパッと撮れると気分が良い。

ただし、そこもフィルム(シミュレーション)選びで結果が全然変わってくるのでやはり習熟が必要なのです。

FUJIFILMと付き合って間もなく3年。

ようやく思い通りに扱えるようになってきた来た気がしております。

でも、昨日の撮影、その前のダンス撮影用のセッティングを戻すのを忘れて使ってしまい、必要以上の高感度で撮っていたという。。。