X-PRO2を使う度に感じるのは「X-T2の方が使いやすい」という事。
バリアングル液晶は地面スレスレのアングル・レベルを要求される際に有用であり、
光溢れる自然風景を適正な露出でキメる際にも、大きくて視認性の高いEVFは有用である。
しかし
実際持ち出すのはほぼX-PRO2。
それは、T2より劣る操作性を、カメラを操作し 工夫して撮影する事が楽しいから。
X-PRO2というカメラには、業務用途では許されない要素が色濃く「搭載」されている。
利便性を優先すれば、より現代的な改良を施すべきだが、昔ながらのそれを残している。
「不便」すら「仕様」であり、そこが「実用性」を超える「機能」なのである。
だから 明日も持って出歩く訳なのです。
「忘れていた撮影の喜びを思い出した」
的なレビューが多い事が頷ける。