与えているか

長野のおみやげをいただきました。

わざわざ家まで届けに来てくれた友人。

ありがたい事です。

誰かに何かをあげたり与えたりするという事は、受け取ったりもらったりするという事が必ず発生します。

受け取る・もらう が度を越すと、奪う・搾取するようになっていくもの。与える事は考えず受け取ることだけ考え、受け取って当たり前 まで至るもの。

それ、誰でもある事。

偉い人は既得利権が とか保身が とか言ったりしつつ、誰しも心当たりがあるはず。

世の中全ての人が「もらう側」になってしまえば、社会は機能しません。

が、現実問題として、そういう方向に向かっている昨今。

自分は、受け取ったりもらったりするだけの人間になっていないか、与えたり施したりする事ができているか。

時々、胸に手を当てて考えた方が良い事 です。

人のことより、まずは自分から。

 

そっか いいんだ これで

今日は満月。

 

は関係無いのですが、福島の話。以下、とあるサイトからの引用です。

津波の被害の無い地域を少し探索してみた。驚いた事に廃墟となった銀行のガラスの自動ドアは茶色の埃から薄緑の藻に変わり、下10cmは既に苔で覆われていた。また震災は苗代を作る前であったため灌漑用水の稲田への放流はなく、どこの渓流・用水池も新鮮な冷水で還流されたままでいる。
そこには鮒がいる。ドジョウも殿様蛙もタナゴもクチボソも、夜中には蛍までも・・。
まるで何事もなかった様に昔の生態系を取り戻している。自然の回復力は本当に凄い。

「汚染されて人間が住めなくなった」地域は、「昔の生態系を取り戻している」 と。

あの辺一体が住めない地になったとしても、それは「人間」だけの話。

人間が住めなくなると、所有権は本来のご主人様の元に戻る。戻りつつある と。

人間が、自ら作り出した毒によって自らを根絶やしにする愚かな種であったとしても、自然の摂理に基づき「成るように成る」。

自分は人間である以上に虫けらや植物と同じ「生き物」であるとすれば、近い種の仲間(=人間)が傷つき滅んでも、環境に適応する別な「仲間」は命を受け継いでくれる。

人間がいなくなったとしても、美しい野山がいつか戻るのであればいいな 本来のご主人様の元へ戻るのであればむしろその方がいいのかもな と思いました。

ちなみにその後

先の話の続きをちょっとだけ。

◯◯とは長い事会っていませんでしたが、今年 つい数ヶ月前に久々に(たまたま)会いました。

とある会合の最中。会場へ訪れた方へ次々に挨拶していたのですが、◯◯だと気付いたのは挨拶してすれ違ってから。

「あれ!?」 って感じで。

人相が変わってました。かなり悪い方に。

その時撮った写真、友人らにも見せたのですが「え!?」という反応。

30過ぎたら顔に責任を持て とはまさにこの事。

自ら「悪い」と思っている事を続けるのは良い事ではない。

生き方は人の数だけあって、自分の生き方もまた彼の生き方とは異なるもの。

だから、どちらが正しいとか間違っている は無い

けど、悩んでしまって人に相談しなきゃいけないような、自ら「悪い」と決めつけている事を続けるのは辞めた方が身のため。

身に憶えがあるからそう言える。

そして、原発とかの話と同じだけど、「何やってもいいけど、嘘をつくのは良くない」って話。

幸運を祈る のみ

とある昔の事

A:「最近、体調が悪いのです。○○の事で・・・ あー腹立つー!」

自分:「? 何かあったの?」

A:「○○が▲▲なコトしてるから辞めさせないと・・!」

自分:「まじ!? ○○が!?」

A:「千代谷さんからも言ってあげて」

自分:「そうだね 言ってみるけど辞めないようだったら仲間として関われないね」

A:「自分もそのつもり」

で、○○に「辞めれ」と言ったら逆ギレされました。▲▲の事を「私に相談してきた」Aは、「千代谷さんに無理矢理言わされた」と弁解したそうで。

はあ

自分、悪者ですかそうですか。

私、悪者でも何でもいいので、悪事に手を貸すつもりはございませんし、申し訳ございませんがそういう人間とは関わりを持ちたくありませんのでご自由にどうぞさようなら。

ったら ○○が家までやってきてあーだこーだ と。

○○とはそれっきり。

この話を友人に話したところ、友人はブチギレ。

尚、その友人は○○と▲▲のコトを以前から知っていたそうですが、私には一切話したことはありません。が、Aは○○に「あの友人が千代谷さんに全部話したらしい」とも言ったそうで。

ある時、突然、Aは友人に「ごめんなさい」 と。Aはパニックを起こしているのか、いろんな事が支離滅裂。嘘に嘘を重ねるのは大変な事。

そもそも謝る相手違うし、収集つかなそうなので、豪雪の夜、自分がAのとこまで出向き。

話を付けると言うか何と言うか。

Aが自分を呼びつけてまで言いたかった事は、○○が家までやってきた時、自分が○○の気に障るコトを言ったらしく、それを問い正したかったようです。

まるで「日本の皆様、大地震をお祝いします」→「日本人は韓国に謝れ」の話のよう。筋道も理屈も無い理不尽。

何年か経って、この話がAの友人から、「Aは自分の中に全て飲み込んで、誰にも相談しないから偉い」的な話として聞こえてきました。

かなり酔っ払っていた飲み会の時の話だったので、そういう会話があった事すら憶えていなかったのですが、最近急に思い出しまして。

まあ でも この件、本当に良い学びになりました。

この後、付き合う人がすっかり変わりまして。もちろん、良い方に。

後ろ向きな思いが強い人は、間違いなく人の足を引っ張ります。人への依存の仕方が「愛情」ではなく「妬み」「恨み」に基づいていて、とにかく人を利用しようとします。与える事は無く、奪う事だけを考えます。

後ろ向きな「負」の思いは「腐」の思い。腐臭のするものには近づくな、と。

クサいものには触れぬが吉。ホント。

ラフスケッチ

花展の花。

生ける予定の花はありませんでしたが、イメージ作り。ラフスケッチを描くように生けてみました。

自分の傍に生ける花 と言えば仕事場に生ける花がまっさきに思い浮かんだのでそのそれで。

仕事場以外だったら「家族の」傍に生ける花 になってしまうのですね。