経済崩壊という懸念

この国の経済が崩壊するかも知れない といったことが囁かれている。

経済崩壊とまでは行かなくても、TPPを始めとする戦勝国らの要求を受け入れ続けていると、多くの国民の経済的体力が削がれて貧しい生活を強いられるようになる かも知れない。

話変わって、今この時も貧困国と言われている国の人々は飢餓や病気に苦しみ、次々と息絶えている。

彼らにとって、今の日本という国はどう見えるだろう。

不況だ 職がない と言いつつ、働かずに飯を喰らう人の多い事。住む場所も着る服も当然のようにある。それでも、「貧しい」「苦しい」と言う大人達は、賞味期限の切れた食べ物を毎日大量に廃棄している。

貧困国の人々にしてみれば、許すまじ贅沢であり、同じ人間の諸行とは思えないだろう。
「そんなに余っているなら少しでもいいから回してくれ。こっちは死にそうなんだ」
そう思われて当然だ。

彼らは我々日本人を金持ちで豊かだと思っているが、我々日本人はそう思っていない。

普通の日本人より金持ちで豊かな、いわゆる「1%」の人々に対して、
「そんなに金があるなら少しでもいいから回してくれ。こっちは潰れそうなんだ」
と思っているのではないだろうか。

そして、その「1%」の人々もまた、自分より少しでも多くお金を持っている人に対して、
「そんなに金があるなら少しでいいから回してくれ。こっちは潰れそうだ」
と、やはり思っているのかも知れない。

人間、自分より生活程度の高い人間を妬み、低い人間には目もくれない。
せいぜい「お前もこういう生活ができるように努力しろ」と思うのが関の山。

現在の「経済システム」、そんな鬼畜のような社会を産み出した。

是非、壊れて欲しい と思う。
壊して作りなおさなきゃどうにもならない程、システムは疲弊してしまった。

壊れなきゃ壊れないで、今のままでも とりあえず「自分は」いい。
所詮、経済が回らなきゃどうにもならない首都圏の話など、地方に住む自分にとってはあまり関係がない。

だから、本当にどっちでもいい と思うのです。

そんなに騒ぐ事か? と。

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