手入れ

手入れは大切である。

例えば一度建てると手入れしなくても永久に過ごせる家 など無い。

庭木も然り。剪定したから後は永久に何もしなくて良い訳など無い。

もともと人など住んでいなかったこの地。

手入れをし続けているから、人が住むことができている。

つるがからみ付き、葉っぱと苔にまみれた廃墟を見ればわかるだろう。

あらゆるもの、手入れしなければ自然に還る。

古いもの アンティークの類が良いとされるのは、手入れの大切さを知り実践できる人が丁寧に使い続け現代まで受け継いできた という価値による。

ものは使われるために作られる。飾るために作るのではない。

よいものを持ち、扱っている人はそれが出来ている。

金があるからよいものを持ち、扱っているのではない。

彼らは、もの・人に対し手間ひまを惜しまず丁寧に接し、手入れを続けるこころを持っているから、よいもの・よい人と共鳴し合い、引き寄せられ、人を通じ金も巡って来るのである。

友を思い時々顔を出したり連絡をする、よいものが手に入ったら差し上げる、施されたら礼を尽くす。

人に対する「手入れ」、そういう事かも知れない。人間関係の手入れ。

夢目標に向かう事よりも、そういうこころを持ち過ごす事の方が大切。

そういうこころを持ち過ごす事で、結果として夢目標も叶うのだから。

人に対する手入れ ものに対する手入れ

どちらも「自分のこころの手入れ」によって成される。

こころの手入れ、ひとりだと難しい。

だから、家族に 友達に感謝 です。

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