ネットと友達と処方箋

基本、会った事が無い人は「友達」ではありません。

ネットでメールやチャット、ブログコメントによる「会話」があったから、彼は彼女は友達なんだ と思うのは自由ですが間違いです。

テキストの中に自分を隠す事が出来るネットの世界。隠したくなくても感情的なやり取りがタブーとされるネットの世界。そんな世界のやり取りだけで、理解し合う事などできる訳も無く。

もちろん例外もありますし、ネットでのやり取りがきっかけになって実際の「友達」になる事もあるでしょう。

が、ほとんど上手く築ける事の無いネットだけの「人間関係」らしきものに深く依存してしまうのは、人として正常な行為ではありません。

その辺、「そりゃそうだ」と思えれば正常でしょうが、「なんでさ」と思うようであればどこかしら問題があるでしょう。

関わるべき身の回りの人や本当の友達を差し置いて、パソコンやケータイの向こう側のbotだか何だか解らない存在を「友達」と認識する事ってどれだけ狂ってて寂しい事か。

マイミクは、mixiシステムで「マイミク」として登録されたアカウントであって友達では無く、フォローし合った関係もTwitterシステム上で「相互フォロー」状態となったアカウントであり、やっぱり友達ではありません。

mixiやTwitterといったソーシャルの世界では、そういった「アカウント」が多数存在し、(会った事もない存在から)時に「ぼくら友達だよねー」といった気色悪い思いを投げかけられたり、そういう想いを感じたりする事が多々ありますが、彼らは「友達」ではなく、そもそも「人」かどうかも解らない、単なる「アカウント」なんだ と思っておいた方が良いと思います。

そして、そういう「問題のあるアカウント」への処方箋は「関わらない」事。肯定も否定もしない事。自分本位な「彼ら」は、「誰でもいいから構って欲しい」だけです。「求めるべきものはここじゃなくて現実世界にあるんだよ」と伝えるためにも、構わない事が一番です。

以上、これからTwitterとかを利用される方へ

“ネットと友達と処方箋” への2件の返信

  1. こういう意味では、Twitterはソーシャルの中では抜群にいい方で、mixiやfacebookは最悪だと言えます。

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