水泳、なかなか頭を使います。
水中姿勢をはじめ、足の動作でも引く事と蹴る事は別、手の動作は水を掴む事や押す事・流す事など様々。
頭の向き、手の入水位置、呼吸タイミング、スタート・ターンなど、たかが「泳ぐ」ために、考えるべき・気をつけるべき・練習すべき項目が極めて多いです。
泳法も最低4種類ある訳なので、それら「パラメータ」はそれぞれの泳法ごとに更に細分化されていき、今現在の筋力・柔軟性・持久力によって最適な泳ぎ方も変わってきます。
筋力が高くないと、ダッシュがつらくなり、ゆっくりとしか泳げ無くなります。
ゆっくりと泳いでも筋力は高くなりません。悪循環に陥ります。
持久力が無いと、泳ぐことが辛くて嫌になっていきます。
結果、プールから足が遠のきます。
柔軟性が低いと、ちょくちょく身体を痛めます。
痛めて休んでしまうと、体力・泳力・モチベーションの全てが衰えていきます。
よって、「体力を維持」するだけであっても、筋力・持久力などの「向上」を目指さなければ、続ける事すら困難になる、と。
何でもそうですが、「心技体」はお互い影響し合うもの。
細く 長く 楽しみながら も良い事ですが、そうするためには、時として自らを追い込んで痛めつけて鍛え直す必要もある と、そういうこと。
ちなみに、長い間、クロールの調子がずっと悪かった原因は あごの引き具合。
混雑したプールでは周りを確認するために、ゆったりきっちり泳ぐフォームでも顔を前に出してあごが上がった状態になりがちで、それがクセになってたね とメモ。
あご引いて重心が前に移動するようなフォームで大きく泳いで下さい 自分。